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アヴリルの音楽三昧 ~その5~

ブログの更新をすっかりサボっていたアヴリルですが、
音楽三昧生活は続いております。

「クラシック名曲50選Vol.2」の編曲、録音を、
PAGの仲間達と共にやり終え、
すっかり気持ちが軽くなったアヴリルは、
昨日、ロバータ・フラックを聴きにブルーノートへ行ってきました。

一昨年、やはりブルーノートでロバータを聴いたのですが、
その時の感動が忘れられず、今回の公演を本当に楽しみにしていました。
そして、期待通りの素晴らしいステージを堪能してきました。

友人が早い時間に整理券を取りに行ってくださったにも関わらず、
あまり若い番号がもらえず、
ステージの上手側の端のほうの席に座ることになったのですが、
それが、結構大正解でした。

「Feel Like Making Love」、「Killing Me Softly With His Song」の時、
ロバータがフロアに下りてきて、
観客にマイクを差し向けるシーンがあったのですが、
なんと私たちのテーブルまで来てくれたのです。
たまたま同じテーブルに同席した女性の方は、
差し向けられたマイクに向かって、大きな声で歌っておられました。
残念ながらと言うか、本当はホッとしたのですが、
私のところまではマイクが届きませんでした。

ブルーノートは普段、ステージの下手側からアーティストが入退場することが多いのですが、
ロバータは今回、上手側から、入退場・・・
丁度、私の座ったテーブルの横が通り道となったので、
私は退場の時に思わず手を差し出してしまったのですが、
ロバータはちゃんとギュウ~ッと握り返してくれました。
素敵なロバータ!
実は昨日は私の誕生日だったのですが、本当に素敵なプレゼントでした。

前回もそうでしたが今回もピアノの弾き語りスタイル+ベース、
ドラム、キーボード、バックコーラス男女1名ずつでした。
ピアノの前のロバータが譜面をめくりながら、次は何を歌おうかしら・・・
といった感じで、次々と歌う曲を決めていきます。
ですから、この1週間毎日歌う歌が違っていたようです。
バックバンドのメンバーは譜面も見ずに、
ロバータが弾き出す曲にすぐ応じられるようでした。
みんな達者で、特にキーボード奏者は時にはギタリストとなったり、
トランペッターになったり、弦奏者になったり、オルガニストになったり、
キーボード3台を駆使して八面六臂の大活躍!
バックコーラスの男性も素晴らしかったですが、
女性はソロでも歌い、その実力は鳥肌が立つほどでした。
G5音まで易々と地声で歌い、C6音はファルセットでしたが、ラクラク出るようです。
こういう人たちがロバータを支え、
みんな心から音楽を楽しんで演奏している様子でした。

ロバータの歌声は若い頃と全く変わらず、ピアノも素晴らしい!
日頃の精進がしのばれます。
たくさん歌ってくれましたが、まだアレも聞きたかった、
コレも聴きたかったと、物足りない気が・・・
もう次回の来日を心待ちにしているアヴリルです。
by PAG-LLP | 2007-04-22 22:38 | コンサート
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